在英日本大使館に婚姻届を出す
イギリスに住んでいてイギリス式で結婚した場合でも結婚後3ヶ月以内に日本大使館に日本式の婚姻届を提出しなければならないです。
提出しなかったらどうなるかは分からないけど従っといた方がよさそうですね。
どんな流れか、イギリス式で日本人ではない相手と結婚した場合について解説します。
必要なもの
大使館へ行って提出する場合持参する物は以下の通り。
- Marriage Certification原本1通
- Marriage Certificationのコピー1通
- 戸籍謄本or戸籍抄本の原本1通
- 戸籍謄本or戸籍抄本のコピー1通
- 自分と配偶者のパスポート
参照: 英国日本大使館
ここで戸籍謄本を用意しないといけないのは超絶だるいです!
日本の戸籍制度は迷惑ですよね本当。
結婚式に日本から家族が来てくれる場合にはその際に戸籍謄本を持ってきてもらうと良いでしょう。
その他の方法としては日本から郵送してもらうしかないです。
在英日本大使館へ
イギリスの日本大使館はロンドンのMayfair辺りにあります。
中心のちょっと西より。
営業時間は平日の9:30-16:30
大使館の入口ではセキュリティチェック
まず入口にいるガードマンにIDを見せます。
入館するとさらにセキュリティの人がいて持ち物検査と身体検査のゲートを潜ります。
空港みたいなかんじ。
番号札を発券して待つ
発券機で番号札をもらって呼ばれるまで待ちます。
必要書類の記入
自分の番号が呼ばれたら指定の場所に行き、婚姻届を提出しに来た旨を伝えます。
すると記入すべき書類をいくつか渡されます。
以下の書類に記入し完成させます。ちゃんと書き方の見本も渡してくれるから大丈夫。
- 婚姻届
- Marriage Certificateの和訳文
- 外国人配偶者のパスポートの和訳文
婚姻届は大使館の特別バージョンで日本で配ってるやつとは違うようです。
英語をすべて日本語表記にしなくちゃいけないのが大変でした。
配偶者の名前は発音が難しいからカタカナに直すのだけど正解がわからない。
私の配偶者は日本語全くわからないから私が耳で聞き取った発音のままカタカナにしたけど合ってるわかりません笑
配偶者の母親の名前とかカタカナに変換出来なくて急遽、彼に電話して何度も発音してもらいました笑
あと住所も全部日本語にしないといけないです。
「英国ロンドン市東区~」という感じで。
Marriage Certificateと配偶者のパスポート和訳は見本をお手本にして書いて、私が翻訳しましたっていうサインをします。
最終的に窓口の係員に提出した時にチェックしてくれるから大丈夫です。
間違ってたら直してくれるます。
戸籍が独立する
婚姻届や必要書類もろもろ提出して、
「はい、オッケーです。戸籍が抜けて新しい戸籍ができるので確かめたければまた2週間後ほどしたらご来館ください」と窓口のおねえさん。
私「え?私戸籍抜けるんですか!?」
知らなかった。苗字変えなかったら戸籍変わらないと思ってたけど、外国人と結婚する場合はもれなく戸籍抜けるみたいです。
別に私が嫁に行った訳でもない、だって苗字変えてないし…。
それでも戸籍が独立するみたいです。
そして婿をもらったわけではないから彼は戸籍には入らない。
私の戸籍には私の名前しか載らないのです。
戸籍の筆頭者になったというのはちょっとかっこいいかもしれない。
姓を変える場合
ちなみに苗字を配偶者の苗字に変えたい場合、婚姻後半年以内に申請しなければいけないです。
日本大使館でやってくれるはずです。
姓の変更後はパスポートの名前変更手続をします。
パスポートの名前の変更手続にはまた戸籍謄本が必要なのでこれを日本から取り寄せなくてはならないです。
姓の変更が戸籍謄本に反映されるまでに約2ヶ月かかるって大使館の人が言っていました。
婚姻後半年を過ぎてからの姓の変更は日本の家庭裁判所の許可が必要です。
とても面倒なことに日本の家庭裁判所にわざわざ出向かないといけないらしいです。
私は自分のvisaの関係上、苗字変える猶予がないと判断して変えてないのだけど、将来どっかのタイミングで変えたいとは思っています。