イギリスで手紙や小包を郵送する際に一番使われているRoyalMail。
今まで国外発送はしたことがなかったのだが、母親に贈り物をしたくてこの度初めて日本に荷物を送ってみた。
20kg以内ならRoyalMailで日本に送れるらしい。
そして、Royal Mailのオンライン決算が前から気になってたのでやってみた。
オンライン支払い
RoyalMailのサイトでPostageを見てると店頭で払うのとオンラインで払うので少し値段が違う。
物によっては値段が変わらないものもあるし、微々たる差ではあるが塵も積もれば山となるである。
Click&Drop
オンラインで購入できるサービスはClick&Dropというやつ。
Click&Dropのサイト上で送りたい荷物の重さや住所などを打ち込むと価格が計算されてオンラインで支払いができる。
小包に貼る用のラベルが作成されるのでそれを印刷して荷物に貼り付け、あとは荷物をPostBoxか店頭に持ち込むだけ。
自分で印刷できない場合はPostOfficeで、購入が確認できる物を見せれば印刷してもらえるらしい。
日本への郵送方法
重さも大きさも大した物ではなければRoyalMailで郵送するのが簡単で比較的確実。
RoyalMailの悪評はよく聞いたことがあるが、最近ではサービスを改善してきていると感じる。
20kg以下のものならRoyalMail、それ以上のものはParcelforceを利用するのが一般的なようです。
価格
↓以下のRoyalMailのPrice Finderで郵送費が調べられます。
イギリスから日本へ小包を送る際の料金プラン
上記のPrice Finderで簡単な荷物に関する情報を入力し、小包での料金プランは以下の通り。
私が選んだのは"Royal Mail International Standard"。
Royal Mail International Standard
- 価格: £17.65 (online £17.35)
- 配達期間: 6-7営業日
- 追跡: なし
- 受け取りサイン: なし
- 補償: £20まで
- サイズ: 3辺の合計が90cm以下で、1辺の長さは60cm以下
送料はなるべく安く抑えたかったのだけど、流石に"International Economy"では1ヶ月以上かかるし、その間不安すぎるよね。
"International Standard"は追跡がないけど配達期間は追跡のある1つ上のプランとほぼ変わらないしまあいいかと。
日本宛の荷物のPostageをオンライン購入
荷物を日本に送る場合、中身は何が入っているのか、いくらの物なのかなどを細かく書かなくてはならないので面倒。
郵便局の店頭で書くよりも時間のある時にオンラインでゆっくりやる方がいいと思う。
↓Click&Dropでオンライン購入
Step1 送り先の国と荷物の重さを入力
Step2 送りたい荷物のサイズを選ぶ
荷物の重さを記入するとPackage Sizeの選択肢が出てくるので、その中から選ぶ。
荷物は、箱や梱包材込みの最終的な1小包の重さ。
Step3 プランを選ぶ
送りたい荷物の価値を選ぶ
紛失や破損があった時にいくらまで補償がされるかを選ぶということ。
プランを選ぶ
追跡の有無や配達期間によって価格も違ってくる。
↓以下のRoyalMailのサイトで価格をチェック
Step4 宛先の入力と荷物の中身の詳細
宛名と住所を入力する
日本に郵便を送る場合は日本語で日本の住所を書いてもいいのだが、このフォームには日本語の入力はできなかった。
荷物の中身を記載
何が何個か、1つ1つの重さと価格を記載する。
1アイテムずつ重さを計らなければならないのはとてもめんどくさい。
イギリスから日本へ荷物を送る場合、「荷物の中身の総額が£20を超えると関税がかかり、郵送相手が請求される」という情報をネットで見た。根拠となる公式な情報は見つけられなかったので確かではないです。
念のため私は総額が£20以下になるように記載しました。
Step5 自分の住所の入力してカートに入れる
ラベルに自分の住所を載せるかどうか選べる。
Step6 支払い
入力した内容を確認して、カード番号を入力し支払いを完了させる。
Step7 ラベルを印刷する
支払いが完了したらラベルを表示してプリントする。
あるいは店頭で印刷してもらう。
↓印刷したラベル
ラベルの上半分を切り取って荷物に貼り付ける。
下半分は控え。
Step8 Drop (発送)する
発送オプションは4つ。
- Parcel Collect: 家に集荷しに来てもらう(手数料有り)
- Postbox/Percel Postbox: 郵便ポストに投函
- Delivery Office: Royal Mailのデリバリーオフィスに持ち込む
- Post Office: 郵便局に持ち込む
Post Officeに持ち込むのが一番確実だと思う。
確認のためのレシートをもらえるし。
私が送った荷物は、"Royal Mail International Standard"予想到着期間が6〜7営業日のプランで、土日を非営業日だとするとちょうど7営業日後に到着した。
土日を含めると9日間かかったけど距離と状況を考えると意外と早かった。
まとめ
オンライン決算は使ってみると意外と簡単でした。
特に日本へ送る際には、細かく中身の詳細を記載する必要があるのでオンラインで入力すれば自動的に適切なフォーマットのラベルが生成されるので便利。
ただし、荷物の重さを自分で測らないといけないので計り(計量器)を持ってることが必須。
また、計量の際は誤差を考慮して制限重量よりも余裕を持たせる必要がある。
私は同じ荷物なのに自分の持ってる計りで計った時よりもPost Officeの店頭の計りで計った時の方が数グラム重かった。
イギリスから日本への郵送代は距離を考えるとまあしょうがない価格なのだけど、下手したら中身よりも郵送代の方が高く付く。